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この記事の目次
この記事で得られるノウハウ
この記事では優秀な人材を獲得するために効果的な採用情報サイトでの集客方法を紹介します。
記事を読むことで集客のためのWebプロモーションのノウハウを理解することができるので是非御覧ください。
企業にとってなぜ採用情報サイトが必要なのか
まずは現状を知ろう
本題に入る前にまず今現在日本が置かれている状況を理解する必要があります。
皆さんも御存知の通り、少子化により年々若者の人口が減っている状況です。なんと20代~30代の人口は40代50代世代の約半分の割合だそうです。
今後新卒採用の対象となる若者はますます少なくなるばかり。優秀な人材を獲得するためには自社の魅力を最大限アピールすることが重要になっていきます。
そのためにはまずより多くのエントリーを得ることに注力しましょう。
そこで鍵となるのが自社独自の採用情報サイトを運用すること、それがこれからの企業を支える優秀な人材を獲得するために重要な施策となります。
自社サイトに採用情報を載せればいいのでは?
それではなぜ採用情報サイトが必要なのか。結論からお伝えすると、それはターゲットが異なるからです。
今お持ちの企業サイトやサービス訴求サイトは多様なステークホルダーに向けて情報を公開していますよね。
もちろんその対象に求職者も含まれると思いますが、あくまでもサブ的な扱いではないでしょうか?
求人情報サイトは求職者向けに企業のブランディングを目的として制作運用するもの。
サイトにアクセスしたユーザーが企業に良いイメージを持ってもらえるよう制作しましょう。
採用情報サイトの制作のポイント
ターゲティング
まず、求める人物像を思い浮かべてみてください。例えば新卒採用の場合であれば、20代前半がターゲットですね。
その年代の方が就職活動でどのようなニーズを持っているのかを分析してみましょう。
例としてマイナビが実施した2021年卒大学生向けの意識調査を紹介します。
あなたの「就職観」に最も近いものはどれですか?
1位 楽しく働きたい
2位 個人の生活と仕事を両立させたい
3位 人のためになる仕事をしたい
※マイナビ 2021年卒大学生就職意識調査より引用
1位の「楽しく働きたい」は漠然としていますが、2位と3位を含めてみると、“やりがいを感じる仕事につきたい”という思考が強いと感じられます。
また、別の調査では転職の際、企業を選ぶポイントの上位に“年収”や“労働時間・休日数”が上がっていて、年齢が上がるごとにその割合が増える傾向にあるようです。
どんなサイトを作ればいいのか
それらのことから若いユーザーに向けた新卒採用サイトでは、未来の自分をイメージさせて期待感を煽る演出が効果的。
既に社会人として経験を積んだユーザー向けの中途採用サイトでは、具体的な業務内容や待遇の見せ方が重要だと考えられます。
自分のことを思い返してみても、初めて就職先を検討する際は社会人経験が無いため企業に対するイメージが先行していました。
転職の経験もありますが、そのときは実際の職場環境や福利厚生などをよく調べたことを覚えています。
コンテンツ作り
採用情報サイトの基本構成
ここでは採用情報サイトの基本的なサイトマップを紹介します。
メッセージ(経営理念等)
代表の方からメッセージを掲載し企業への理解を深め、期待感を高めます。
会社案内/福利厚生
会社概要や待遇等の基本情報を明確に掲載して信頼感や安心して働けることをアピール。
募集要項/エントリー
応募に関する詳細やエントリー方法を掲載し実際の応募に誘導します。
更にターゲットに対し、下記のようなコンテンツを加えてユーザーを惹きつけるサイトにしていきましょう。
社員インタビュー(一日の流れ)
仕事のやりがいやこれからの目標等、社員の方のインタビューを掲載し就職後の自分をイメージさせます。失敗談なども盛り込むとより親近感が出ますよ。もちろん写真の掲載も重要。
キャリアプラン
就職後、自分がどうやってキャリアを積み重ねていけるのか、5年後10年後30年後のポディションをステップで紹介し期待感を与えましょう。
ワークライフバランス
企業が仕事とプライベートとのバランスを重要視していることは、「安心して働ける会社」として良いイメージを与えられます。
ポイントはそれら追加要素を元にデザインの方向性やキービジュアル、キャッチコピーを検討し、ターゲットの印象に残るような展開にすることです。
基本構成だけですと採用情報サイトを作る意味が薄れてしますので。社員インタビュー等、プラスαの要素が必要です。
いかにターゲット層のユーザーを引きつける内容にするかが、採用情報サイトを作る際の重要なポイントになります。
ポータルサイトとの併用
就職先を探す際にマイナビやリクナビなど、採用系のポータルサイトが多く利用されていることをご存知ではないでしょうか?
業種やエリアを絞り込み一度に目的に近い企業を検索できる採用系のポータルサイトは、ユーザーにとって利便性の高いサービスです。
そこに求人情報を掲載することは自社の認知に直結する重要な要素になります。
掲載するためにはコストもかかりますが、エントリー受付やエントリーユーザーの管理など、企業にとってもメリットが多いサービスです。
ブランディングを主題にした採用情報サイトと併用することで、より効果に繋がりやすいかと思います。
まとめ
自社サイトや採用系ポータルサイト、その他ハローワークやチラシなど、採用に関する媒体は数多くありますが、インターネットやスマートフォンが普及した現代では、気軽にアクセスできるWeb媒体が多くの需要を占めています。
今後、自社の魅力を伝えられる独自の採用情報サイトは、ますますその重要性を高めると思います。
優秀な人材を獲得するために採用情報サイトの活用をご検討してみてはいかがでしょうか。