こちらの記事も読まれています
サブスクリプション型ホームページサービスのペライチの使い方から料金まで解説
WordPressでホームページを制作するときに覚えておきたいポイント
この記事の目次
はじめに-サブスクリプションサービスとは
メディアでよく耳にするようになった「サブスク」サービス。
正式名称は「サブスクリプション」サービスと言います。
日本サブスクリプションビジネス振興会も発足し、
日本サブスクビジネス大賞も毎年盛り上がるほど、流行していますね。
サブスクリプションサービス(サブスクサービス)は月や年などの単位で契約し、その期間中必要なサービスを受けるための料金を支払って利用するサービスです。
もともとの英語の「サブスクリプション」の意味は「予約講読」や「定期購読」です。
あれ?それって昔からあるサービスでは?
そう思われる方もいらっしゃるかと思います。
まさにその通りで新聞やメルマガ、定期購読の雑誌契約などサブスクリプションサービスは昔から存在していました。
しかし最近は
「こんなものがサブスクリプションサービスで利用できるの?」
そんなサブスク製品が様々なジャンルでサービス展開しています。
単純に「定額制サービス」と言ったほうがわかりやすい感じですが。厳密には定額制サービスではありません。
サブスクリプションサービスはなぜ流行しているのか
「利用者が求める必要なサービスを、必要な分のみ利用できるサービス」というビジネスモデルがハマったのかと思います。
所有することから必要になった時だけ利用・共有できるサービス。
モノやサービスを所有するのは高額の費用がかかるケースもあります。
用途次第ではありますが素敵なサービスですよね。
車のサブスクや農園サブスク、洋服サブスクなど色んなサブスクリプションサービスが流行しています。
プロダクト販売型モデルの場合本当に必要なサービス以外も付随する事もあり、
「これはサブスクリプションサービスでいいや」
そう思うこともあるでしょう。
私は古い人間なので所有欲も強くながーく愛用するタイプで。車や服など、サブスク使っていませんが(汗)
いつの間にか使っている?便利なサブスクリプションサービス
数々の魅力的な共有サービスが出現したから、サブスクリプションサービスが流行していますね。
例えば…、
- 携帯電話
- 音楽配信サービス
- 動画配信サービス
- 自動車の定額レンタル
- 美味しい食品の定期便
最近だとコスメの定期便なども。
ああ、たしかにサブスクリプションサービスだなぁと、気がつきますよね。
iTunesやNetflixなどのサブスクを利用している方も多いのではないでしょうか。
私はゲームアプリで月額会員サービスを利用しています。年間パスポートも。子供が利用している「スタディサプリ」もサブスクリプションサービスです。
消費者のニーズも変化しています。
所有から共有・利用の時代に。
もちろん、面白くなければ利用者は増えません。
また、年々の利用者数は増加の一途を辿っています。
。
アンケート企業が行ったサブスクに関連するアンケートによると、サブスクリプションサービスの利用率は5割弱という結果が出ています。
参考:<1,000人に調査>年々利用者数が拡大しているサブスクサービスサブスクを利用している人はなんと約8割もいることが判明!(ランク王株式会社)
サブスクリプション型ホームページについて
サブスクリプション型ホームページを利用すれば、ホームページに関する知識がまったくない方でも初期費用を抑えてスタートが可能です(もしくは無料で)。
自分の、自社のホームページに必要な機能・サービス分だけ契約し、毎月の費用を支払うだけ。
無駄なコストを極力抑えることができます。
また、必要な機能は追加料金を支払えば利用可能です。
制作したホームページは自社での更新が可能ですし、集客や販促ツールもサブスクリプションサービスで契約・対応できます。
(サブスクの内容によります)
ホームページ制作の費用体系は初期投資コストをかける、分割で払う、リース契約をする。今までは大きく3通りの契約方法がありました。
最近ではサブスクリプション型ホームページを提供する会社、利用する会社も増加していますね。
用途や業種に絞り込んだものや操作が簡単なサブスク。
様々な特徴があるサブスクリプション型ホームページサービスがリリースされています。
サブスクリプション型ホームページサービス会社比較
例えばこんなサブスクリプション型ホームページサービスがあります。
みなさんご存知のサブスクもあると思います。
BASEやBindupなどはテレビCMも配信していますのでご存じの方も多いかと。
最近だとSTORESのCMをよく見かけます。
それぞれ違った強みやサービスがあります。
EC(販売サイト)に特化、AIが勝手にサイトを作ってくれる、集客ツールも提供している etc…。
サブスクサービスを利用する場合目的に適したサービスを利用しましょう。
サブスクリプション型ホームページを提供している会社(一例)
base
baseはネットショップ運営用のサブスクサービスです。
導入が簡単な決済機能(BASEかんたん決済)やショップのHPデザイン、解析ツールなど、ネットショップの運営に必要な機能を備えており、費用やWeb技術、時間などのさまざまな理由でこれまでネットショップをはじめることが困難だった方も、すぐにネットショップをはじめることができます。
また、シンプルな操作でネットショップを運用することができるので、商品を企画・生産・製造されている方が、ものづくりをしながら販売まで対応することができます。
手数料は1回のご注文の総合計(送料含む)に対し【BASEかんたん決済手数料】3.6%+40円と【サービス利用料】3%がかかります。
※baseより引用
Amebaownd
利用できるテンプレートは無料の場合少ないものの、操作が非常に簡単です。
無料でオシャレなホームページやブログを、Ameba Ownd (アメーバ オウンド) で作りましょう。オシャレなデザインテンプレートも多く、独自ドメイン・アクセス解析・SEO対策・SNS連携など、無料で利用できる機能が豊富です。
※Amebaowndより引用
bindup
契約内容によりますが集客までできるサブスクサービスです。
個人的には操作が少々難しいかな?と感じました。
ですが初心者の方でも慣れれば問題は無く更新ができるかと思います。
ホームページ作成・制作サービスBiNDup。累計18万のユーザーに支持されてきた使いやすくて集客までできるHP作成ソフトはテンプレートも豊富。低予算で本格的なホームページ制作をお考えなら月額2,728円からできるBiNDupがおすすめ。
※bindupより引用
jimdo
KDDIウェブコミュニケーションズがサポートしているサブスク。
ジンドゥーを利用している方は結構多い印象があります。
「ジンドゥーでホームページを作りたいんだけど?」
その様なお問合せもたまに頂くサブスクですね。
・たった3分で本格的なホームページが作成可能
・プログラミングやデザインの知識は不要
・KDDIグループが運用するサポート窓口
※jimdoより引用
peraichi
ペライチは画面を見ながらドラッグ操作で編集・作成ができるので非常に操作が簡単です。
名前の通りペライチ(1枚)のページを制作するのに適している感がします。
広告用のランディングページなど。
もちろん、複数ページも制作できます。
無料でもテンプレートのデザイン性が高い。テンプレートを選んで入力するだけ、ランディングページや商品ページが簡単に。 専門知識はいりません。かんたんなドラッグ操作でプロ並みのページができます。
※peraichiより引用
関連記事:サブスクリプション型ホームページサービスのペライチの使い方から料金まで解説
weebly
利用する際オンラインショップ系かオンライン販売なしかを選択して開始。
コンテンツを選択し、ページを生成する流れとなり、カスタマイズ性は低いのですが操作はとても簡単で迷うことは無いと思います。
weeblyの様な外国初サブスクは多数存在しますが国産サブスクと比べると日本語の説明が微妙な点もあり、ちょっとしたネックではありますが。
Weeblyの無料ウェブサイトビルダーで、ウェブサイトやブログ、オンラインストアを手軽に作成できます。当ビルダーでお求めいただけるカスタマイズ可能テンプレートやドメイン、使いやすいツールは、あらゆるタイプのビジネスにもぴったりです。
※weeblyより引用
Wix
ホームページ制作手段として簡単な質問に答えてAIに作らせる方法も選べます…!
凄いですよね、質問に答えるだけです。
作ってみましたが思い描いたものには少々遠かったですが。
無料という点を考えればすごいサービスでしょう。
Wix.com は世界中で1億7,000万人以上に選ばれている無料ホームページ作成サービスです。 Web デザイナーや Web 制作会社向けに開発された独自ツール「Editor X」など、高度なホームページ作成プラットフォームを提供しています。
Wix と Editor X を活用すれば、「SEO・集客に強い」「読み込み速度が速い」「高セキュリティ」というビジネス要件はもちろん、ユーザビリティとデザイン性にも優れた企業向けウェブサイトをより効率的に作成することができます。
※Wixより引用
サブスクリプション型ホームページのメリット
スピーディーにホームページを制作できる
ホームページ制作会社と打ち合わせを重ね、提案・確認・校正・納品のフローが不要な分、ホームページの公開もスピーディーに実行が可能に。運用時の修正やコンテンツ・サービスなどの追加もサブスクで柔軟に対応できます。
不要になれば解約すれば良い
不要になれば解約ができる、それ以降の費用はかかりません(解約条件はサブスク毎に異なりますが)。
ホームページが不要になった、利用価値が無くなった場合損失が膨らむ前にそれまでの利用料のみで解約、リスク軽減ができます。
期間限定のサービスサイトの立ち上げなどにもサブスクリプション型ホームページは適していると思います。
逆にコーポレートサイトなど、半永久的なサイト構築には適さないでしょう。
目的に合わせたホームページを運用できる
商品のインターネット販売をしたい、英会話教室を立ち上げたので予約機能を設置したサイトを立ち上げたい…。
その様なケースの場合、それぞれ目的や機能を満たしたサブスクリプション型ホームページサービスを利用する事でサイトの立ち上げや運用もスムーズに行うことができます。
無理にコーポレートサイトを増設するより、それぞれ目的や内容が違う複数のサイトを運用するほうが利用者にとっても、検索エンジンの上位表示にも有効です。
サブスクリプション型ホームページのデメリット
実は思ったより費用が発生しているかも?
定額制のサブスクリプション型ホームページは安い費用でホームページを制作・運用できる事がメリットの一つです。
ですが、それはホームページ制作時の人件費を計上していないのでは?
ホームページ制作に労する時間はサブスクを利用しても1日や2日では完了しないはず。
結局その分の人件費を考えると実はホームページ制作会社に頼んだほうが安かった…
そんなケースもあるのです。
扱い的には資産、減価償却対象ではない
これはデメリットと呼べるかは微妙ですが、サブスク利用料は支払手数料などの「費用科目」での経理処理となります。資産としての管理、減価償却が不要です。
経理処理は楽になりそうですが会社のホームページが「資産」と呼べないのは微妙ですよね。
※サービスの契約内容により処理方法が異なる場合がありますので、実際には税務署や税理士に相談してください。
更新やサービスを利用せずとも費用が発生する点
サブスクでホームページを制作したのは良いけど更新もしない、当初活用する予定だったサブスク機能も全く活用できていない。
それでも、もちろん費用が発生します。
サブスク型ホームページを3年運営してるけど、普通にホームページを制作した方が全然安かった!
積極的な活用をせず、高額な利用料だけ払い続ける事にならない様、ご注意ください。
ホームページを普通に制作した場合、毎月(または毎年)発生するコストはサーバーとドメイン費用、そのほか必要な更新費用のみです。
長年の運用を考える場合どちらが良いものかジックリ考えてみましょう。
解約後はホームページが無くなる、サービスが利用できなくなる
サブスクリプション型サービスは利用を停止すればホームページも表示できない、利用していたサービスも全てストップとなります。
(契約内容によってはデータの譲渡等が可能な場合もあります。)
解約したらホームページが見れなくなった!利用していたメールアドレスが全て使えなくなった!
その様な最悪の事態にならぬようご注意を。
私のお客様がサブスク型ホームページを利用中です。
解約しオリジナルのホームページ制作を考えご相談を頂きました。
ところが…ホームページのデータも渡せない、ドメインも譲渡不可の状態でして。今までのメールアドレスも全て使えなくなる可能性が高く、非常に困ってらっしゃいます。
サブスクリプション型ホームページのまとめ
簡易にスタートが可能なサブスクリプション型ホームページサービスですが、
メリット・デメリットを十分把握した上で利用を検討しましょう。
ホームページの目的や必要な機能を明確にし、日々の運用や更新まで計画した上で、必要な機能を選定した上での利用をおすすめします。
初期コストは抑えることができても総支払額が割高にならないように…。
サブスクリプション型ホームページ登録・設定代行サービスについて
サブスクリプション型ホームページを契約したけど設定が難しい、やっぱりわからない…。
エスエムティではサブスクリプション型ホームページ登録・設定代行サービスも実施していますのでお困りの方はご相談くださいませ。